ブドウのカルメネール種
主にチリで栽培される赤ワイン用のぶどうの品種ですが。
フランス原産で、19世紀までは南西部のボルドー地方などで主要品種の一つでした。
なぜ過去形なのかというと、19世紀半ばヨーロッパにフィロキセラという害虫が大発生し、主要産地のぶどうは壊滅の危機に陥り、この時、カベルネソービニヨンなどと同時にチリに導入されたとされています。
これはチリワイン - 49ers工藤将法のワインと幸福論でも説明しています。
当地では長期にわたり外観の似たメルロー種と混同されていたが、1990年代に別品種である本種の存在が確認されました。
味もメルローのワインとカルメネールのワインは比較的に近いです。
なので、余計に混同されたんでしょうね!
ブレンド用のほか、単独で品種名ワインもつくられるようになり、チリワインの個性の一角を担う主要品種となりました!
最近思うんですけど、原料のぶどうを食べてみたいですね!